過去記事の紹介、ワールドミュージック編(ただし、日本人が演奏したもの)前編
自分は、いつもは主にクラシック音楽を聴いていますが、反動でも来るのか時々全然月のジャンルの音楽を聴きたくなるときがあります。具体的には、クラシック音楽ばかり聴くことに煮詰ってきたときとか。
「こんな同じ曲ばっかり聴いていて何になるんだよ!!ムキー!!」ってなるのですよ。…これは、クラシック音楽を聴かない人から、良く言われますよね。「そんな、同じ曲ばかり買ってどうするの、そんなに違うの?」普段ならそれに対してムキになって反論するのですが、煮詰ってしまうと反論できなくなる。
今日紹介するのは、そんな気分のときに書いた記事です。
バルカン半島の音楽を日本人が演奏したもの
バルカン半島といって、イメージが湧くでしょうか?イタリア半島の右隣り、ギリシャ、マケドニア、セルビア、クロアチア、ブルガリア、トルコ。場合によってはルーマニア辺りまでを含む場合があるそうです。
ギリシャ、マケドニア、セルビア、クロアチア、ブルガリア、トルコ、各々国名と同じ名前の付いた様々な言語が話されるエリアです。それらの言語は各々、関係が深かったり全然別の由来があったりします。そうした地域で演奏される近くも遠くもあるごった煮な音楽を日本人のグループ「ピラミッドス」が演奏し、それがマケドニアの国営テレビで紹介されて大ヒットしたというのがこの記事のネタ元です。
ピラミッドスの演奏とはどのようなもので、どのように受容されたのでしょうか。面白そうと思った方は記事を読んでみてください。
レゲエを日本人が演奏したもの
…何を言っているんだ、レゲエは世界中で、日本全国津々浦々で演奏されているじゃないか、とお思いでしょうが…自分は、ドレッドヘアとかレゲエ風のファッションに身を包んだ日本人のレゲエの人達が苦手です。というか、身についていないことをしている感がハンパ無くて正直嫌いです。
本場より本場っぽい演奏をするのは、本場の人も忘れてしまったものを受け継ぐようなことは、日本人が得意とするところかも知れません。でも、日本人が演奏するのに、本場の雰囲気をそのまま引き写したようなものばっかりというもの…ねぇ。
このWhat's Love?、ワッツラブというグループが演奏しているのは確かにレゲエなんですが、元ネタが「昭和の歌謡曲」あるいは「昭和の歌謡曲っぽい曲」なところが独自な点です。森繁久弥の「知床旅情」とかを演奏しているんですが、なかなか面白いですよ。
なおこのジャケット絵は、漫画家の土田世紀という方の手になるものです。描かれているのはメンバーの三人なんですが、凄い似てます。記事のほうにはメンバーが出演している動画もあるので、観てみてください。