Manuel Blancafort(マヌエル・ブランカフォルト)(1897〜1987)はバルセロナ出身のクラシックの作曲家。正式な音楽教育は受けなかったが、ピアノ・ロール工場長だった父からの繋りでジョアン・ラモート・デ・グリニョンに和声法を学ぶ。1914年に、同郷で四…
フェデリコ・モンポウ(1893〜1987)はスペイン、カタルーニャ州のバルセロナ出身の作曲家で、ピアノ曲や歌曲が有名。日本モンポウ協会 Amics del Frederic Mompou del Japó / Frederic Mompou Association of Japanを参照すると、スペイン語で Federico Mom…
何でこんなタイトルにしようと思ったかというと、自分の中でダヴィッド・オイストラフというヴァイオリニストに対するイメージがどうにも固まらないから。ソ連邦最高のヴァイオリニストといいながら、良いときの録音と悪いときの録音で、差が大きすぎるよ。
最近の買い物はジャズ・チェロのアルバムばかりで ”Fred Katz and His Jammers (Remastered)” ”A Valentine for Fred Katz” ”If Trees Could Fly” の三枚です。チェロで純粋にジャズというのは珍しい、とまではいかないかな?微妙なところ。 なお、今回購入…
Maria João Pires、マリア・ジョアン・ピレシュ(1944〜)はポルトガル出身のピアニスト。以前は「マリア・ジョアオ・ピリス」って表記だったけど、最近は「マリア・ジョアン・ピレシュ」になってきているそうです。 これはピレシュの演奏するモーツァルトの…
Alicia de Larrocha、アリシア・デ・ラローチャ(1923〜2009)はスペイン出身の大ピアニスト。手は小さいが大ピアニスト。Wikipediaには八度しか届かなかったと書いてある。アリシア・デ・ラローチャ - Wikipedia えっ、八度ってオクターブってこと?自分は…
「ぞうのババール」 ”Histoire de Babar” はフランスの絵本作家ジャン・ド・ブリュノフ(Jean de Brunhoff)によって1931年に発表された絵本。これを元にフランシス・プーランクが1945年に作曲したのが、ピアノと語り手による「小象ババールの物語」 ”L'hist…
スコット・ジョプリンのアルバムを探していたときひときわ目を惹いたのが、 Philip Gammon & The Orchestra of the Royal Ballet によるこのアルバム。 スコット・ジョプリンのアルバムって、たいてい似たようなジョプリンの顔が載ってるものばかりなんだけ…
日本におけるショパンの第一人者と言って差し支え無いだろう、遠藤郁子(1944〜)によるショパンのアルバム。遠藤郁子は東京生れだが生後すぐ北海道に移住し、中学校まで北海道で育った。このアイヌ風衣装のコスプレはそのせいか…
2008年当時、文学好きの岩波さんにお勧めされたし、古いほうは阪神大震災のときに失くしたっぽかったしということで、買うてきました。アルカジイ&ボリス・ストルガツキー(ストルガツキー兄弟)の「ストーカー」早川書房刊。以下、ネタバレありなのでご注意…
今回紹介するのは、星新一(1926〜1997)が編集した、読者投稿式のショートショート集です。自分が持っているのは第2集まで。…って今見たら、星新一が編集していたのは1998年1月の第8巻まで、星新一の没後は阿刀田高が新しい編者になって、すごいたくさん…
Adam Fischer/Austro-Hungarian Haydn Orchestra、アダム・フィッシャー/オーストリア−ハンガリー・ハイドン・オーケストラによるハイドンの交響曲全集。1987年から2001年の録音で、33枚組み。
グレン・グールドのハイドン グレン・グールドによる演奏。発売当時、音楽雑誌では「グールドは他の奏者が知らない、高みへ通じる道を知っている」とか何とか、めちゃくちゃ褒めちぎられてた記憶がある。これより後にハイドンのピアノソナタを録音したアンド…
何で今頃ニューイヤーコンサートの話題?いや、クレメンス・クラウス好きなんで…
現代音楽専門の高橋アキさんがシューベルトの後期ソナタ?ということで一部で話題になった、はず。自分はダッシュで買いに行きました。一枚目は2007年、それ以降2009年、2012年、2014年、2016年という感じで発売されている。三枚目は、もう出ないと思ってた。
今日紹介するアルバムは、ロシアを代表するピアニスト、エフゲニー・キーシン(1971〜)がRCAレーベルに録音したショパンの集成、五枚組みです。で、今回のタイトルなんですけど…このアルバム、五枚組みという量以上に、内容が重い…
日本語だと分らないような歌唱は嫌だ どの録音を聴いても大体において、どれもこれも何語で歌ってんだか分らん訳です。母音が曖昧だったり妙に巻き舌だったり棒読みだったり。イタリア語か何かか。少なくとも日本語に聞こえない。
浜松国際ピアノアカデミーは中村紘子が音楽監督で、若きピアニストの登竜門として今年で20回を迎えた。パンフレットを見ると「ピアニストのための筋肉トレーニング講座」とかあって、これは受講してみたいかも。 オープニングコンサートの会場は浜松市中区、…
今回紹介するのは、中近東から北アフリカ辺りで弾かれるoud、ud、ウードという楽器です。アフリカといってもエジプトはアラビア半島と地理的に近いし、同じ楽器が弾かれたりするくらい文化的にも近いんだなあ、とか何とか考えつつプレイリストを検索してみる…
Fela Kuti、フェラ・クティ(1938〜1997)はナイジェリア出身のミュージシャン、黒人開放運動家。「アフロ・ビート」を創った人。そこそこ裕福な家庭に生まれ、1958年にはイギリスのトリニティ音楽大学に留学。そこで黒人差別に遭遇したことが、後年の活動に…
自分はクラシックを主に聴きますが、時々反動でもあるのか、まったく違うジャンルのものを聴きたくなるときがあります。楽器からして違う、音階からして違う、世界観からして違う、考え方そのものが根底から違うようなものが聴きたくなるのです。 今回紹介す…
アニメ「この素晴らしい世界に祝福を」エンディングテーマ「ちいさな冒険者」。キャラデザ、作画、演出、演技と全て揃った神アニメ。アニメも終盤に差し掛かってきたので、買っておこうかと。アクア版、めぐみん版、ダクネス版、オフヴォーカル版まで買って…
フランシス・ベベイ、Francis Bebey(1921〜2001)はカメルーン生れ。名前がフランスっぽいのは何でかと思って、カメルーンという国の成り立ちを調べてみた。 カメルーンは当初ドイツ保護領で、第一次世界大戦でドイツが破れた後はヴェルサイユ条約により西…
小ネタ。これはタイトル通り、1970年〜1976年にナイジェリアで録音されたハイライフ他のアルバムです。ちなみにハイライフっていうのは、アフリカ発祥の音楽のジャンルです。 ハイライフ(Highlife)は1920年代にガーナで発祥し、シエラレオネ、ナイジェリア…
今回紹介するのはガーナの、ハイライフという音楽です。大まかには、ブラス隊とかギターが入る編成でジャズにアフリカの風味をトッピング、みたいな感じのものです。ああ、二枚目三枚目は「アフロビート」「ファンク」「フュージョン」って書いてありますね…
直近のお買い物はタイトルの通り。このブログを書くようになってから購入数が減って、お金が溜ってウハウハです! Karácsonyfa (Hungaroton Classics) Ernő Szegedi ホリデー ¥1500 Ernő Szegedi、ナクソスのページ等でエルノ・ゼゲディって訳になっている。…
新川直司の少年まんが「四月は君の嘘」は全11巻。ピアニストで主人公の「有馬 公生」と、ヴァイオリニストでもう一人の主人公の「宮園 かをり」の物語です。2014年にはアニメ化されて、作中で演奏される曲を収録したアルバムなんかも出ました。 有馬公生く…
今回紹介するアルバムは、ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ(1906〜1975)の作曲したジャズの曲を集めたものです。演奏はリッカルド・シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。リッカルド・シャイーはわりとこういう変なものを…
ガーシュインとか聴いている最中なんだけど、思い付いちゃったので。 自分は弦楽合奏団でバッハだヴィヴァルディだという曲を弾いてばかりいたせいか、大オーケストラを駆使した派手な曲とか作曲家とかに対して偏見があります。それで、今回のタイトルなんで…
ノンサッチ原盤。二枚ともガーシュウィン自作自演。ピアノロールに記録されたものを再生録音したものなので、音質には問題無し、というか大変良好。78 rpm discから録音したものは、やっぱりノイズが気になるしな。 The Piano Rolls アーティスト: George Ge…