How My Heart Sings

ななほし、やほし、こころほし。

RCAのクラウディオ・アバド。ロッシーニ、ヴェルディ、ムソルグスキー

クラウディオ・アバドはデッカ、グラモフォンに録音を多く残していて、ソニーとかRCAはスポットで数点あるのみ…と思う。

Rossini & Verdi Overtures: Sound Dimension

Rossini & Verdi Overtures: Sound Dimension

 

 ロッシーニヴェルディの序曲集。オーケストラはロンドン交響楽団。アマゾンにあるのはダサい汎用ジャケットだけれど、本当はこんなに素敵なジャケットなのだ。若々しいアバドの表情がすてきだ。楽しそうで何よりですって感じの笑顔。演奏は荒っぽいけどノリノリ。アバドがめっちゃ煽っているのかなと思いながら聴いている。

クラウディオ・アバド ロッシーニ ヴェルディ序曲集 アルバムジャケット

 

Claudio Abbado conducts Mussorgsky

Claudio Abbado conducts Mussorgsky

 

 これもロンドン交響楽団との演奏。ムソルグスキーの「禿山の一夜」原典版を含む。中学生だかのときにLPレコードを買った。数年前にCDで出ているのを知ってそれも買った。ムソルグスキーめっちゃ好き好きー」な感じ全開で微笑ましい。その後、アバドのファンになって彼の録音を集め…ることにならなかったのは、ベルリンフィル相手の録音とかではこうした感じをまったく受けなかったから。時々「えっ、何でこの曲を?」って録音をするんだけど、それが彼の本当にやりたかったことなんだろうと思う。

いや、この人ライブだとけっこう燃えるらしいのは知ってるというか、いくつかテレビ放映で凄い演奏を聴いたこともあるんだけどね。だいたいどの録音でも木で鼻をくくったみたいな感じに聴こえるんだよね。