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How My Heart Sings

ななほし、やほし、こころほし。

アダム・フィッシャーのハイドン交響曲全集

Adam Fischer/Austro-Hungarian Haydn Orchestra、アダム・フィッシャー/オーストリアハンガリーハイドン・オーケストラによるハイドン交響曲全集。1987年から2001年の録音で、33枚組み。

Complete Symphonies

Complete Symphonies

 

 

Symphony No. 82 in C Major,

Symphony No. 82 in C Major, "L'Ours" - "The Bear": I. Vivace Assai

  • Austro-Hungarian Haydn Orchestra & Ádám Fischer
  • クラシック
  • ¥150

 

Symphony No. 92 in G Major,

Symphony No. 92 in G Major, "Oxford": IV. Presto

  • Austro-Hungarian Haydn Orchestra & Ádám Fischer
  • クラシック
  • ¥150

 

オーストリアハンガリー二重帝国のエリアにおける音楽的趣味やら伝統やらを継承していくんや!ということらしく、団体名でもリーフレットでもそうした主張をしてらっしゃる。それは「中欧」の話しをしているのか。リーフレットを読むと、ここのオーケストラから来た誰それ等書かてれいたと記憶しているので臨時編成の団体らしいのに、表現はとても練れているし安定している。

クリストファー・ホグウッド、ヤープ・シュレーダーとアカデミー・オブ・エンシェントミュージックによるモーツァルトの一連の録音が大評判を取ったのは1980年代だったはず。この団体が録音を始めた1987年辺りは、ハイドン辺りだと本当にもう同時代楽器による演奏で「伝統という名の垢を取って綺麗にするぜよ!」みたいなノリばっかりだったのではないか。垢を取りすぎちゃうことに危機感を抱いたんだろうな。ある意味伝統破壊みたいなもんやしな。

 

ハイドンの伝統的オーケストラ演奏と言って真っ先に思い浮ぶのは、自分の場合はこれです。コリン・デイヴィスロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の「ロンドン交響曲集」豊かで練れた響き、趣味良く上品な表情付け、そして、ほんのちょっとだけ退屈。コリン・ディヴィス、もしかして前でボーっと突っ立ってるだけなんじゃ、と思ってしまうのは、アムステルダム・コンセルトヘボウの持つ伝統に対する信頼というか。