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How My Heart Sings

ななほし、やほし、こころほし。

クレメンス・クラウスとウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート

何で今頃ニューイヤーコンサートの話題?いや、クレメンス・クラウス好きなんで…

New Year's Concert 1941

クレメンス・クラウスウィーン・フィル、1941年のニューイヤー・コンサート。戦時中だ。大変に録音状態が良くて、存分にオーケストラの音色を楽しめる。

New Year's Concert 1941

New Year's Concert 1941

 

 

Frauenwürde, Op. 277: Walzer

Frauenwürde, Op. 277: Walzer

弦の速いパッセージとかでもごもごガサガサする感じのところもあるけれど、弦合奏が柔らかい凄い良い匂いのする音がするんだなぁ。何なんかなぁ。やっぱりボウイングが違うのかなぁ。一曲目 ”Frauenwürde”「女の面目」の出だしから、息を飲むような雰囲気の良さだ。もう、ニューイヤーコンサートはこれだけ聴いていれば良いとさえ思ってしまう。

 New Year Concerts (1952-1954)

 

Frühlingsstimmen, Walzer Op.410

Frühlingsstimmen, Walzer Op.410

 

こちらは同じクレメンス・クラウスウィーン・フィルの組み合わせだけど、戦後の録音。録音は段違いにクリアになっているけれど、臈たけた雰囲気は一枚目の、戦前の録音のほうにより感じる。でもこういう比較は、録音の条件が同じじゃないので不公平だとは思う。

この戦後の録音も、少し曇ったような音にしてやると、ぐっと良い雰囲気になるかもしれん。逆もまたしかり。戦前の録音をリマスタリングとかすると、良い雰囲気だと思っていたものが吹き飛んじゃうかもしれん。というか、そういうのはありがちな話しで。

聴く側の調子だって日々刻々変っている。何度聴いてもそのアルバムの印象が変らないとしたら、それは聴いていないからだ。

…ブン投げ状態で終る。