How My Heart Sings

ななほし、やほし、こころほし。

フランツ・リストの「クリスマスツリー」、ガーシュイン自作自演

直近のお買い物はタイトルの通り。このブログを書くようになってから購入数が減って、お金が溜ってウハウハです!

 

Karácsonyfa (Hungaroton Classics)

Karácsonyfa (Hungaroton Classics)

  • Ernő Szegedi
  • ホリデー
  • ¥1500

 

Ernő Szegedi、ナクソスのページ等でエルノ・ゼゲディって訳になっている。ちょっと前に同じくリストの「後期作品集」を買ったのの続き。

表記がサール番号(S.xxx)でなくラーベ番号(R.xxx)となっているために分りにくいけれど、フランツ・リストの「クリスマスツリー、Weihnachtsbaum - Arbre de Noël S.186/R.71」を収録。ってあれ?サール番号186/ラーベ番号71になっている資料(Wikipediaピティナ)と、サール番号613/ラーベ番号307になっている資料(ナクソスほか)とがあるな。…同じ曲だけれどラーベ番号307のほうは四手ピアノ版のようだ。このアルバムにはラーベ番号307と載っているけど、二人目の名前はクレジットされていないし連弾にも聴こえないけれどな。

一曲目から四曲目まで、ピアニスティックな技巧がまったく使われなくて凄い違和感があったんだけれど、曲の解説を調べると、ここまでは「ピアノまたはハーモニウム」のために作曲されたそうだ。ハーモニウム - Wikipedia曲集も最後のほうまでいくと、フランツ・リスト最後期の作品らしく、調性があいまいになってくる。

ちなみに、アルバムのタイトルがハンガリー語で ”Karácsonyfa” となっていたために、内容が良く分らないままに買ってしまった。季節外れだったな。それにしても、フランツ・リストのこの「クリスマスツリー」って曲のことは全然知らなかったけど、全12曲、一時間弱ほどもあるのな。びっくりだ。リスト全集が凄い枚数になるわけだ。

 

 

 

 

ガーシュイン自作自演。78 rpm discから起したものなので、当然ノイズも多い。このアルバムを買ったのは、以前の記事で聴いたピアノロールによるガーシュインのアルバムに対して、微妙に不満だったからです。

…音は古くても、違和感が無いのはこっちのほうなんだよね。人間が直接弾いているほう。

 

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