フランツ・リストのメフィストワルツと後期作品集、ジェリー・ロール・モートンのアーリージャズ
直近のお買い物は以下の通り。…やっぱり、これくらい小まめに書かないと、月間30〜40枚程度も溜めてしまったら書くこと自体がおっくうになるな。
シプリアン・カツァリスによるフランツ・リストの作品集。…「メフィスト・ワルツ」って四つもあるのか。というか解説通りだと「無調のバガテル S. 216」も当初はこのシリーズとして構想されたそうだから、五つと数えられなくもないそうです。このアルバムはそれらが全部一緒に入っているお得な一枚。
Ernő Szegedi、ナクソスのページ等でエルノ・ゼゲディって訳になっている。名前からして、フンガロトンというレーベルからして、ハンガリー系の人。
表記がサール番号(S.xxx)でなくラーベ番号(R.xxx)となっているために分りにくいけれど、「メフィストワルツ第3番」「メフィストワルツ第4番」「凶星」「不安な雲」「夢−夜想曲」「無調のバガテル」等が入っている。
おそらくJelly Roll Morton、ジェリー・ロール・モートン(1890年〜1941年)の残したピアノロールから録音したもの。同じレーベルで、スコット・ジョプリンのピアノロールから録音したシリーズもあって、そっちも面白い。
こちらは、同じくジェリー・ロール・モートンの演奏で元は “78rpm record” いわゆるSPレコード。ピアノロールからと違ってノイズが大きいしレンジも狭い。…こうして考えると、ピアノロールって嵩張るかも知らんけど、凄いよね。