Pierre Amoyalという完璧超人?
Pierre Amoyalによるプロコフィエフのヴァイオリンソナタ。アモイヤルはハイフェッツのお弟子さん。ハイフェッツに師事した直後一年間は、音階の練習しかさせてもらえなかったのだそうだ。
そういう話しを読んだからという訳ではないが、音程が合っている、というのはこういう感じの演奏のことを言うんだな、と思う。ピアノと違ってヴァイオリンは音が綺麗なだけじゃダメで、音程が怪しい人の演奏は聴いていて迷子になるというか。何かピントが合ってない、もやもやしている、という場合は音程が怪しい場合がある。音程がヤバい人はコンクール辺りならザラに、録音を出すような人でも普通に居るので困る。
この人は音程は正確でかつ美音という完全無欠かというと、演奏解釈がヤバい場合があるらしいと小耳にはさんだことがある(怪しい)
Pierre Amoyalと自身の楽団によるモーツァルト、協奏交響曲ほか。ヴィオラのソロは奥さん。
…多分、身内で固めちゃうようなそういうところが良くないのではないか。この演奏自体は好きです。